「プライオリティ高めでお願いします」ビジネス用語「プライオリティ」徹底解説!

こんにちは!就職支援サイト「キャリアの実」の編集担当です!
「この案件にプライオリティ置いて!」
プライベートやビジネスシーンでも使われるようになった「プライオリティ」。
でも、ちゃんとその意味や使い方を知っておかないと、すれ違いが生じてしまいます‥。
今回はビジネス用語の「プライオリティ」を徹底的に確認してみましょう!
「プライオリティ」とは?
2つの意味の「プライオリティ」!
「プライオリティ」は2つの意味があります。
ひとつは「優先順位」です。
「この案件はプライオリティ高めでお願いします」
など、業務の中で使われます!
プライオリティが低いなど言われたら、他に優先させることがあると気付けます!
もうひとつの意味は「先取権・優先権」です。
「〇〇会社にプライオリティを置く」や「交渉するプライオリティを得た」など、交渉や入札のときに使われます!
重要度と緊急性!
「プライオリティが高い仕事」は早く片付ける仕事です。
でも「優先順位が高い」ということであって「重要度が高い」だけとは限りません。
重要度や緊急性、何に重きを置いてるかを考えなくてはいけません!
「強い・弱い」ではなく「高い・低い」
「プライオリティ」は「高い・低い」で表します。
「プライオリティが強い・弱い」という表現は間違いです!
「優先順位が強い・弱い」なんて日本語で言いませんもんね?
「プライオリティ」の使い方!
「この仕事はプライオリティが低い」
優先順位が低い仕事を「プライオリティが低い」と言います。
「後回しでいい」と言うより「プライオリティが低い」の方が言いやすいですね。
「すぐに取り掛からなくていい」という意味ですが「重要ではない」というわけではないです!
「この仕事はプライオリティが低い」と言われたら、他に優先する仕事があるという可能性が考えられます。
「〇〇社の入札にプライオリティを置くことにする」
「プライオリティ」は入札や交渉のときにも使われることがあります。
「先取権・優先権」という意味ですが、知らない人も多いと思われるので使うときには注意です!
「プライオリティ」のビジネス例文!
「トッププライオリティ」
言葉の通り「トッププライオリティ」とは「最も優先順位が高い」という意味です。
「優先順位の上に位置するもの」ということなので、1つでも複数でも適用されます。
「ファーストプライオリティ」
何個かある中で「優先してやるべきこと」が「ファーストプライオリティ」です!
「ファーストプライオリティで」と言われたら、とにかく最優先で対応しましょう。
緊急性がもっとも高く、何よりも早く取り掛かることです!
いろいろな場所の「プライオリティ」
ビジネスシーンで使われる「プライオリティ」を紹介してきました。
しかしビジネスシーン以外でも「プライオリティ」が使われるシーンが増えています。
日常生活の中で出会う「プライオリティ」をご紹介しますよ!
「プライオリティシート」「プライオリティシーティング」
電車やバスの優先座席を英語では「プライオリティシート(priority seat)」「プライオリティシーティング(priority seating)」と言います。
テーマパークのレストランなどにも「プライオリティシーティング」があります!
事前に来店時間を指定して予約しておくと、優先的に席に通してもらえます!
「プライオリティパス」
「プライオリティパス」は世界中の空港のラウンジが利用できる優良サービスです。
乗る飛行機のクラスや航空会社に関わらず、ラウンジを使えます!
国内線でもLCC(格安航空)でも関係なく、無料のドリンクや軽食にリフレッシュサロンが利用できるラウンジもあります。
まとめ
「プライオリティ高めでお願いします」ビジネス用語「プライオリティ」徹底解説!いかがでしたでしょうか?
「プライオリティ」は優先順位・先取権・優先権を意味する言葉です。
プライオリティが使われる場合、その優先順位が何かを理解することが重要です!
社会に出たら「プライオリティ」を決めて、スムーズに業務をこなしていきましょうね!