採用試験でも取り入れられている「イニシアチブゲーム」も!ビジネス用語「イニシアチブ」を徹底解説!

こんにちは!就職支援サイト「キャリアの実」の編集担当です!
「イニシアチブ」はスポーツやゲームの駆け引きのシーンでも使われますね。
そして「イニシアチブ」はビジネスシーンでもよく使われるビジネス用語のひとつです!
「イニシアチブ」はビジネスシーンではどんな意味で、どのように使われるのでしょうか?
イニシアチブとは?
意味:「主導権や率先して物事をある方向へ導く力」「戦略」
「イニシアチブ」の意味は「主導権を持つ」!
英語の「initiative」が元になった「イニシアチブ」。
「主導権や率先して物事をある方向へ導く力」という意味です。
「イニシアチブを握る」
もともとは「権力」や「力関係」をあらわす言葉ではありませんが「主導権を握る」という意味から「上の立場」「主導して決断する」という力関係に関わる言葉として使われるようにもなりました。
「イニシアチブを握る」はビジネスシーンでよく使われますが、「主導権を握る、率先して行動する」という意味です!
「イニシアチブ」と「イニシアティブ」は同じ!
発音が「イニシアチブ」と「イニシアティブ」がありますが、どっちも正解です。
人によって読み方が違うだけで、ビジネスシーンではどっちを使ってもオッケーです!
シーン別の「イニシアチブ」!
「イニシアチブ」はビジネスシーン以外でも使われます。
シーンによって「イニシアチブ」の意味やニュアンスが違うので、正しく覚えておきましょう!
ビジネスシーンでの「イニシアチブ」!
ビジネスシーンで使われるときは「主導権」や「先導すること」という意味で使われます!
「イニシアチブを握る」「イニシアチブを発揮する」などのように使われますね。
「事業の改善や推進していくべき構想」を意味する主導権以外の使い方として用いられることもあります!
政治での「イニシアチブ」!
「イニシアチブ」は政治では「国民発案」という意味になります!
一定数の有権者で法律案や憲法改正案を提出できる制度を「国民発案」と言います。
議会の審議をはさむ「関節発案」と直に国民投票をする「直接発案」が「国民発案」にはありますが、日本では国政レベルの「国民発案」は認められていません。
「日本人はイニシアチブを持っていない」ということになります。
国民投票を意味する「レファンダム」という言葉が、政治では「イニシアチブ」と一緒に使われるケースが多いので覚えておきましょう!
スポーツでの「イニシアチブ」!
「試合を有利に進めること」という意味でスポーツでは「イニシアチブ」が使われます。
「相手チームに試合後半からイニシアチブを取られてしまった」という場合は、「不利に試合が進む」ということです!
採用試験などで行われる「イニシアチブゲーム」!
「グループで解決手段を見つけるためのスキルを学ぶ活動」のことを、「イニシアチブゲーム」と言います。
どんなゲーム?
「イニシアチブゲーム」の狙いは、参加者それぞれのスキルを駆使して課題を解決することです。
それによって、グループの協調性や信頼感を生み出し、社会性やリーダーシップを育てることができます!
「イニシアチブゲーム」は課題解決の方法に正解・不正解はありません。
「イニシアチブゲーム」のルール!
グループに別れて課題の解決についてメンバー全員でブレインストーミングします。
解決策を実行→うまくいかなければメンバーと話し合い、トライアンドエラーを繰り返します!
課題解決した後も、成功した理由や他の方法の可能性も振り返ります。
日本では「ブレスト」と略すことも。
まとめ
採用試験でも取り入れられている「イニシアチブゲーム」も!ビジネス用語「イニシアチブ」を徹底解説!いかがだったでしょうか?
シーンや立場によって「イニシアチブ」の意味は変わってきます。
カタカナ語として日本で使われている意味と、英語本来の意味は違うので注意です!
英語の方は「自発的な行動」が含まれているので、覚えておきましょう。
そうすれば社会に出てからも、社会人として成長することができますよ!