ビジネス文書「頭語・結語」「時候のあいさつ」に悩んだらこれ!

こんにちは!就職支援サイト「キャリアの実」の編集担当です!
履歴書を企業に郵送するときは、送付状(添え状・カバーレター)を添えるのがマナーです。
今回はその中でも「頭語・結語」「時候のあいさつ」について説明していきますよ!
頭語・結語
一般的な手紙の場合
頭語 結語
拝啓(はいけい) 敬具(けいぐ)
拝呈(はいてい) 敬白(けいはく)
啓上(けいじょう) 拝具(はいぐ)
一筆申し上げます かしこ
(差出人が女性の場合) (差出人が女性の場合)
丁寧な手紙の場合(お客様や目上の方)
頭語 結語
謹啓(きんけい) 謹言(きんげん)
謹呈(きんてい) 謹白(きんぱく)
恭啓(きょうけい) 敬白(けいはく)
謹んで申し上げます かしこ
(差出人が女性の場合) (差出人が女性の場合)
前文を省略する手紙の場合(親しい相手への手紙、またはお詫び・お見舞いの手紙)
頭語 結語
冠省(かんしょう ) 不一(ふいつ)
前文お許しください かしこ
(差出人が女性の場合)
前略失礼いたします 敬具
(深いお詫びの場合)
前略ごめんください
(差出人が女性の場合)
何よりもまずお詫び申し上げます
(深いお詫びの場合)
急用の手紙の場合
頭語 結語
急啓(きゅうけい) 草々
急呈(きゅうてい) 不一(ふいつ)
急白(きゅうびゃく) 不備(ふび)
取り急ぎ申し上げます かしこ
(差出人が女性の場合) (差出人が女性の場合)
返信の手紙の場合
頭語 結語
拝復(はいふく) 敬具(けいぐ)
復啓(ふくけい) 拝答(はいとう)
謹復(きんぷく) 敬答(けいとう)
お手紙拝見いたしました かしこ
(差出人が女性の場合) (差出人が女性の場合)
再信の場合
頭語 結語
再啓(さいけい) 敬具(けいぐ)
再呈(さいてい) 敬白(けいはく)
重ねて申し上げます 拝具(はいぐ)
たびたび失礼ながら
お便り申し上げます かしこ
(差出人が女性の場合) (差出人が女性の場合)
面識のない相手に出す手紙の場合
頭語 結語
拝啓(はいけい) 拝具(はいぐ)
拝呈(はいてい) 敬具(けいぐ)
初めてお便りを 敬白(けいはく)
差し上げます
突然お手紙を差し上げる
失礼をお許しください かしこ
(差出人が女性の場合) (差出人が女性の場合)
頭語と結語は2つでセットになっています。
だいたい、「拝啓・敬具」「拝呈・拝具」「謹啓・敬白」のうちのどれかを使うのがベターです!
「かしこ」は女性だけが結語で、どの頭語にも使える便利な結語ですが、女性らしさのイメージが強いのでビジネスシーンには向いていません。
そして「前略」は使ってはいけません!
時候の挨拶と結びの挨拶を入れる!
時候の挨拶!
送付状の最初に入れる挨拶として
「時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」
「時下、貴社におかれましてはますますご清栄のことと心よりお喜び申し上げます」
などがよく使われます。
「時下」は時候の挨拶で、手紙の冒頭でよく使われます。
一年中使える言葉ですが、もっと丁寧なイメージを与えたいときは「時下」の代わりに下の言葉を入れても良いですよ!
結びの挨拶は「面接の機会を設けてほしい」という思いを伝えましょう!
「何卒ご高覧の上、面接の機会をいただければ幸いでございます」
まとめ
ビジネス文書「頭語・結語」「時候のあいさつ」に悩んだらこれ!いかがだったでしょうか?
ビジネス文書らしさには書き出しが大切です!
さらに「時下」ではなく「時候のあいさつ」を使うことで、丁寧&ぐっと引き締まります!
そして、時候のあいさつには頭語と結語は欠かせません。
他の就活生よりも採用担当者の印象に残すためにも、立派なビジネス文書を書いてみてはいかがでしょうか。