「あなたを営業部にアサインします」ビジネス用語「アサイン」を徹底解説!

こんにちは!就職支援サイト「キャリアの実」の編集担当です!
今回はビジネス用語の「アサイン」について、アサインの意味・例文などを紹介していきますよ!
アサインの意味
様々なビジネスシーンでよく使われるようになった「アサイン」ですが、みなさんは正しい意味や使い方を知っていますか?
また業界によって意味合いも違ってくるので注意です!
英語表記:assign
1・割り当てる
2・任命する
物事を割り当てる、人を任命するという意味の英語「assign」が語源の「アサイン」です。
よく勘違いする人が多いですが、「アサイン」は和製英語ではないです。
「アサイン」は普段の日常生活ではあまり使いません。
ですが、ビジネスシーンでは仕事を割り当てる・役職に任命する・部署に配属するときなどに使います!
業界別のアサイン!
ビジネス用語のアサイン!
ほとんどの場合、「割り当てる」という意味で使われるビジネス用語としての「アサイン」。
つまり「プロジェクトにアサインされる」というのは誰かがプロジェクトのメンバーになったということです!
旅行・ホテル業界のアサイン!
旅行業界とホテル業界では部屋の割り当て、座席の割り当てのときに「アサイン」を使います。
ですので、「スイートルームをアサインする」「バスで窓際の席をアサインする」などという使い方になります!
IT業界のアサイン!
IT業界で使われるコンピューター用語としての「アサイン」もあります。
作業の効率化のためにパソコンのキーに特定の機能を割り当てることを、「アサイン」と呼びます!
スケートのアサイン!
フィギュアスケートの世界の「アサイン」は、どの選手がどの大会に出るかの割り当てることを言います。
本来の意味の「割り当て」ですね!
アサインを使った言葉
名詞形:assignment
意味:課題、業務、割り当て
「アサイン(assign)」と使っていますが、、本来は「アサインメント(assignment)」という名詞を略してます。
もともと動詞の「assign」なので、「アサインする」というのは少し不自然です‥。
「アサインメント」は「割り当て」という意味なので、「アサインする」と言っても変ではないです!
ルームアサイン
上記で書いた旅行・ホテル業界のアサインと同じで「部屋割り」という意味です。
アサインと言ってますが、厳密にいうと「ルームアサイン」を略してるわけですね!
ハイフロアアサイン
ホテルなどに宿泊するときに、空きがある中で最も良い部屋を割り当てることを「ハイフロアアサイン」と言います。
どこでも適用されるというわけじゃありませんが、宿泊するときに「ハイフロア」を希望すると通常よりも良い部屋が割り当てられる可能性があります!
シートアサイン
上に書いた旅行・ホテル業界のアサインと同じ意味で、シートアサインを略してアサインと言います。
旅行会社などがお客に座席を割り当てることを「シートアサイン」と呼びます!
キーアサイン
IT業界のアサインとほぼ同じ意味で値や数値を割り入れる、割り当てるという意味を持ってます。
windowsのPCのキーボードにはF1~F12までのファンクションキーがあって「F5キーには更新機能がアサイン」されているように、それぞれに機能が割り当てられてます!
アサインバック
「アサインバック」とは、商標権を取得する1つの方法です。
「審査のときだけ名前を借りて、あとで権利を譲ってもらう方法」もう少し詳しく説明すると、
商標権登録の審査をするときだけ、先に特許を取得した人の名義に書き換えて、登録したら譲ってもらいます。
先にある商標と類似していると判断されると商標登録ができなくなってしまいます!
海外では商標権を持っている人の許可が得られれば、どんなに似ている商品などでも新しい商標権が認められてます。
これを「コンセント制度」といいます。
でも日本にはコンセント制度はないので、アサインバックを利用する必要があります。
「アサイン」の正しい使い方!
仕事を割り当てる、役職に任命するという意味で使われるのがビジネスシーンのアサインです。
主に「割り当てる」「配属する」「命じる」などでアサインを使います!
「割り当てる」アサイン!
旅行・ホテル業界ではよく使われる、座席や部屋の配置を「割り当てる」意味の「アサイン」。
「配属する」アサイン!
「配属する」という意味で使われることが多いのが、ビジネスシーンでの一般的な「アサイン」。
「任命する」アサイン!
ビジネスシーンで特別に重要な役割を与えるというイメージがある、役職に「任命する」「アサイン」。
まとめ
「あなたを営業部にアサインします」ビジネス用語「アサイン」を徹底解説!いかがだったでしょうか?
物事を割り当てる、人を何かに任命するという意味がある「アサイン」。
ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも新しいカタカナの言葉が多く出てくる時代です。
今回紹介した「アサイン」もその1つ。
ちゃんとした意味を知って、使い方をマスターして自分の知識の幅を広げていきましょう!