「学生時代に力を入れてきたこと」通称ガクチカの書き方とポイント!

こんにちは!就職支援サイト「キャリアの実」の編集担当です!
履歴書やエントリーシート、さらには面接でもよく聞かれる質問の「学生時代に力を入れたこと」
いわゆる「ガクチカ」ですね。
ガクチカは業界や企業に関係なく聞かれる定番の質問なので、用意しておくのはもちろんです。
ですが、就活生のみなさんが悩みやすいのもこのガクチカ‥。
採用担当者が何を見ているのかを掴めれば、実際に上手く文章がまとまらない多くの就活生でも、自分のガクチカを構成するのは難しくありません!
今回はガクチカを考えるときのポイントとアピールできる内容の例などを紹介しますよ!
題材を考える
どんな題材ならアピールできるかを知っておくのが、より良いガクチカを考えるうえで重要です!
アピールできる内容が何なのかをわかってないのが、ガクチカでつまづいてしまう原因のひとつ。
エピソードとしても伝えられそうな題材を、自分の学生時代の経験を振り返りながら、見つけていきましょう!
就職活動にふさわしい内容ならば、アピール内容は何でもOKです。
アピールの題材として挙がりやすい項目には部活動・サークル・ゼミ・アルバイト・海外留学・ボランティア活動などが一般的です。
ありきたりでも大丈夫
広い視野で見れば題材はすぐに見つかります、ガクチカはどのような取り組みでも比較的アピールしやすいです。
「ボランティアや国際交流とかやったことないし‥」
「学生時代に力を入れたことなんて‥記録や結果も残したことないし‥」
悲観的に思わなくて大丈夫です!
ガクチカは他の人が驚くようなことをしたかどうかが大事なのではなく、その経験から何を学んでどのように成長したかが重要視されます。
もちろん、凄い経験をしたに越したことはありませんが、小さな経験でも自分が大きく成長できたことなら大丈夫です!
基本の文章構成
ガクチカを作るときは、読み手側も理解しやすい文章を作るために、次の5段階のステップで作りましょう。
何に力を入れてきたか
困難だったこと・壁にぶち当たったこと
壁を乗り越えた方法・考え・結果
その経緯でどんなことを学んだか・どう成長したか
得た力を社会ではどう活かせるか
構成するときのポイント!
結論ファースト
「私が学生時代に力を入れたことは~です」と、はっきり結論から先に伝えましょう!
相手にも不親切なので、最後まで読まない(聞かない)と分からないような回りくどい内容はやめておきましょう。
エピソードを深掘りする
エピソードに説得力を持たせるためには、いろいろな視点からエピソードを深掘りしましょう!
明確に伝えられるようにしましょう。
採用担当者も経験が活きたエピソードを知りたいと思っています!
また、できるだけ企業が求めている人物像のイメージに近いエピソードを選びましょう。
ピタッとあてはまるエピソードがなくても、嘘のエピソードはダメです!
自分が企業が求めている人物像に当てはまることをアピールできるエピソードを選ぶことも重要です!
より具体的に内容を伝えるために、どういう失敗をして、どういう工夫をしたのかを掘り下げましょう。
大事なのは結果より「過程」!
結果ではなく「過程」がガクチカを構成する際に、一番大切だということを憶えておいてください。
就活生が結果を出すためにどんな工夫をしてきて、どのようにして成果を出したのかというプロセス(過程)を採用担当者はエピソード自体の内容より重視します!
「STAR法」を使おう!
ガクチカは「STAR法」を意識して、結論から裏付けるエピソードと合わせて書きましょう。
例文:「私は部活に力を入れていた」
例文:「都大会出場を目指していた」
例文:「練習場所wp確保できなかった」
例文:「署名を集め、無事練習場所を確保できた。あきらめないことが大切だと知った」
伝えやすくするために、STAR法を使って「なぜそれを頑張ろうと思ったのか」「どのような壁があったのか」「どのように乗り越え、何を得たのか」を書くのがガクチカのポイント!
基本的にガクチカは400文字程度で書くように指定されるので、400文字を目安に意識して長すぎず短すぎず書きましょう。
まとめ
「学生時代に力を入れてきたこと」通称ガクチカの書き方とポイント!いかがだったでしょうか?
ガクチカはエピソードよりも、「なぜそれを頑張ろうと思ったのか」「どのような壁があったのか」「どのように乗り越え、何を得たのか」を書くことが大事です!
ガクチカを見ただけで企業が「会ってみたい」と思わせましょう。
そのために、自分を深く理解するために自己分析をしっかりしましょう!
エントリーシートを書き慣れるためにも、添削を繰り返してクオリティの高いガクチカを完成させましょう!