面接で「趣味は読書」と答えるのはNG?

こんにちは!就職支援サイト「キャリアの実」の編集担当です!
履歴書を書くときや面接で「趣味は読書」と答えない方が良いと言われてます。
今回は履歴書や面接で「趣味は読書」と答えない方が良いその理由について説明していきますよ!
なぜ「趣味は読書」はダメなの?
「趣味は読書です」と答えるとき、企業に関連付けてハッキリと伝えなくてはいけません。
面接官の「趣味は?」の質問の意図は「本職以外のスキルを持っていますか?」ということなのです!
つまり「その趣味で、どういうスキルを身につけたか」ということを答えられる「趣味」を答えましょう!
もちろん、読書でも専門スキルを身に付けることもできます。
そういうときは、専門スキルを先に答えて、その手段として読書が役に立ったことをアピールしましょう!
「本を読むことで、言葉の表現方法や日本語の豊かさについて知ることができました。」と言っても、ありふれた答えになってしまいます‥。
それに読書は受け身のイメージが強いです。
読書が受動的か能動的かは人によると思いますが、「読書=受け身」というイメージを持つ人は多いです。
就活は自分の意思を持って企業を志望したり、行動を起こしたりする場面が求められます。
積極性や能動性がとても大事な就活で、受け身なイメージを持たれてしまうのは不利かもしれません‥。
それでも本は読もう!
学生時代に「バイト」や「サークル」、「留学」、「TOEICの勉強」なんかをやっている人は多いですが、読書をしてる人は意外に少ないです。
就活本とかはみんな一生懸命読んでますから、他の就活生に差をつけれません‥。
そんな就活生にオススメなのが「ビジネス書」です!
どんな働き方だと活躍できるか、営業だったらどんな能力が必要かなどの「ビジネス知識」が社会人には必要だからです!
通常入社してから先輩や上司に教えてもらえるビジネス知識を知っていれば、面接のときも好印象ですよね!
愛読書を聞かれたら?
趣味は読書と答えたら「あなたが最近読んだ本について教えてください」と言われるかもしれません。
最近読んだ本がなかったり、どんな本をあげれば好印象なのか迷ってしまう‥。
でも面接官が愛読書を聞く意図が分かれば、心配はいりません!
面接で愛読書を聞かれたときの答え方を説明していきますよ!
緊張をほぐすため!
日常の会話でも「最近おもしろかった本ある?」というやりとりと同じように、面接官も普通の会話と同じように聞いてます。
もし緊張をほぐすためじゃなかったとしても、答える内容は同じなので身構える必要はありません!
読書する習慣があるかを確かめるため!
ビジネス書に限らず、人は本からいろんなことを学んで、生活や仕事に役立てることができます。
学生は社会に出れば、自分で課題を見つけて学ばなければいけません。
社会に出てからも本を読むことで学習できるかを見るために、今からしっかりと本を読む習慣が身に付いているかを確認する意図もあるでしょう。
説明能力を見るため!
自分が読んだ本を紹介するということは、他の人が知らない事を分かってもらえるように説明することです。
面接官は就活生に最近読んだ本を聞くことで、本の内容やその本から何を学んだかを分かりやすく伝えられるか、つまり説明能力を見ています!
分かりやすく伝えることができれば、説明能力を高く評価してもらえるはずです!
面接で答える本を選ぶ時のポイント!
面接官が愛読書を聞く意図が分かったところで、面接で答える本を選ぶときのポイントを説明しますよ!
漫画や雑誌は控える!
小説や評論、エッセイなどを文章が主たる書籍を選びましょう!
愛読書として、雑誌や漫画を答えれば、読書習慣がないと判断されるかもしれません‥。
上で書いたとおり、愛読書を聞くのは、本を読む習慣があるかどうかを見るためです。
愛読書として、漫画や雑誌を挙げるのはやめておきましょう!
何かしら学べた本を選ぼう!
その本を読んだ目的と呼んだことによって学んだことを伝えられれば、積極的に学ぼうとする意志をアピールできます!
できるのなら、読んでいて学ぶべきところがあった本を選びましょう!
その本をただ読んだだけでは何の意味もありません。
その本を読んだことで、「どのように影響されたか」「どのような新しい考え方を学べたか」ということをハッキリと答えられるように!
「この本のこういう部分に影響を受けて、実際の生活でこのように取り入れてます。」などエピソードを具体的に話せるようにしておきましょう!
背伸びはNG!
雑誌や漫画はダメと言いましたが、かと言って難しい本じゃなきゃいけないというわけでもありません。
本の内容を説明できなければ、逆効果です‥。
内容を理解できていて、分かりやすく説明できる本を選びましょう!
面接官は就活生の人となりを見たがっています。
見栄を張って、背伸びするのは避けましょう。
どんな本が好きなのかよりも、その本を選んだ理由を知りたいと面接官はそもそも考えています!
だから、いくら背伸びをしたところで面接官には何も届きません。
まとめ
面接で「趣味は読書」と答えるのはNG?いかがだったでしょうか?
本当に趣味が読書しかないという人は、それで構いません!
どんな趣味であっても、熱意があってしっかりと語れるならば問題はありません。
就活のために新しい趣味を探すのではなく、今の自分の趣味をどのように効果的にアピールするか考えましょう!
その趣味をしているからではなく、その趣味をどう捉えて何を感じているかがその人を表します。
どんな趣味でも自分の考え方、相手への伝え方で全く印象は変わります!
趣味を通してどうすれば自分をより深く理解してもらえるかを考えましょう。