グループディスカッションってどんなの?論破したらいいの?

こんにちは!就職支援サイト「キャリアの実」の編集担当です!
今回は就活の面接の1つ、グループディスカッション(GD)についてです!
グループディスカッションと聞いて‥
「みんなで意見をぶつけ合えばいいの?」
「相手を論破すれば勝ち?w」
などと思っている人もいるかと思いますが、今回はグループディスカッションで採用する側はどこを見ているか、どういう心持ちで討論すればいいかをご紹介しますよ!
グループディスカッション(GD)とは?
グループディスカッションとは与えられたテーマについて、5~10名ほどの学生が30~60分ほど討論をする選考方法です!
学生の中から司会者や書記(記録担当)やタイムキーパーを決めて進めるパターンが多いです!
グループディスカッションの意図は?
比較的最近になって登場したグループディスカッションの意図は、筆記試験・個人面接・集団面接では見えづらい面を採用側が把握したいからでしょう。
その企業が把握したい具体的な部分は「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」の対人能力です!
グループディスカッションの最初の流れ!
・自己紹介!
・役割を決める!
・時間配分(ブレスト(アイデア出し))・整理・結論)を決める!
役割
・司会
短い時間の中で複数の人間が、効率的にディスカッションを進行させるための役割です。
自ら発言する以上に、手を挙げられないタイプの人が発言しやすい状況を作るなど観察力が大事です!
決して仕切り役にはならないように‥。
・書記
書記はホワイトボード、なければ紙にみんなの意見を書き残す役割です。
書こうと思うと聞かなければいけなくて、聞いて書くだけで大変!
書く事にに必死で自分の意見を言うことができなかった‥なんてことにならないように!
・タイムキーパー
タイムキーパーは「ブレスト10分終わりました、整理の20分に入りましょう」「あと5分で終了です」などのようにみんなを促す役割です。
一言を言うだけでも貢献度をアピールすることができます!
が、議論が盛り上がり過ぎて予定時刻になっても言い出せなくなるのには注意しましょう‥。
一つのテーマに対して、複数の人が、自由に意見を出し合う事で、新しい発想や問題の解決方法を導き出す手法。
つまりはアイデア・意見出しです。
議論は勝ち負け?
グループディスカッションはディベートではありません!
自分の意見をプレゼンテーションして、その正しさを認めさせたら「勝ち」というワケではないです!
自分の意見を発表するばかりじゃなく、他の人の意見を聞いてそれを発展させる姿勢が大切です。
話の流れに気を配り、議論が円滑に進むように心掛けましょう!
また、議論の中でどこまで常識を持っているかも問われます。
テーマが時事問題や業界のトピックスに設定されている場合は、理解度を見られていると思ってください!
グループディスカッションでは、各自が役割をどう果たしているかもチェックされています!
必ずしも司会が有利だとは限りません。
書記やタイムキーパーなど自分に合った役割で貢献すれば、評価されます!
また、面接官が高く評価するのは、目的意識を持てる人材です。
論点がズレたときに、「このディスカッションのテーマは〇〇なので、話を元に戻しましょう」と、タイミング良く提案できれば、評価が高くなるでしょう!
・議論を円滑に進める力があるか
・それぞれの役割をきちんとこなす
・結論にたどり着くように貢献する
グループディスカッションでよくあるテーマも上げておきますね!
・今後のスマホ・携帯電話はどうなっていくか?
・食の安全性について
・就職活動を漢字一文字で表すと?
・幸せな家庭の定義とは?
・経営者に必要な資質は?
・飛行機内の全席禁煙化についてどう思う?
・理想の社会とは?
・シルバーシートの必要性は?
・十万円札を作るとしたら、誰を表に印刷するか?
・モバイルのメリットとデメリットは?
・当社を就職ランキングNO1にするには?
まとめ
グループディスカッションで大事なのは「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」といった対人能力に、「知識」「論理性」の個人能力!
それに議論は勝ち負けではなく、完全に意見が一致しなくてもなんらかの結果を出すことが大切です!
そうした「まとめ」に、自分がどう寄与できるかも意識しましょう!